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嘘つきパラドクス
「ルルーシュ・ランペルージは嘘吐きである」とルルーシュ・ランペルージは言った。さて嘘か真か?
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2024-11-22 [Fri]
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2008-08-12 [Tue]
明らかにネタです。
とはいえ、素晴らしく秀逸なコラボを描いておられるサイトさんもあるので結局は書き手の手腕なのだろうと思われますが(自虐極まる発言)、取り敢えず萌えが直走ったので自分の妄想にGOサインを出しました。

勢いだけですが適当にどうぞ。

↓年表を参考とさせていただきました。
ナラカ様



TOA世界はあのままです。預言に支配されたやる気の無い世界。


ルルーシュはマルクト王国の若き文官。目と脚の不自由な妹と共に首都グランコクマに住み、20歳の若さでありながら、皇帝陛下の有能な秘書官として名を馳せています。一応爵位を与えられてます。宮中伯。家名はランペルージを名乗り、対外的にはケテルブルグ出身となっていますが、実はバチカル出身で王族の一応傍系にあたります。先々先代の王弟の血筋、みたいな。更に母の姉がインゴベルト王の王妃として召し上げられ、それなりの発言権も持った家でした。しかし王妃は出産後儚くなり、その娘も金髪で王家の特徴なんて全く持ってない事からあらぬ不義疑惑を掛けられてしまい、社交界ではちょっと村八分食らってました。
なのでバチカルに対する未練は全く無し。一家揃って王家の特徴なんて全く出なかったので、母の死を切っ掛けにこれ幸いと身分も全て捨てて(更にあれこれ手を回して証拠を消したり捏造した上で)マルクトに亡命しちゃいました。
亡命理由は至って単純、キムラスカは預言遵守派だったから。

幼い頃から聡明だったルルーシュは元々預言に懐疑的だったのですが、それを致命的なものにしたのがホド戦争と母親の死でした。
ホドには母の縁故だったアッシュフォードや、母の友人だったユージェニー・セシルが嫁いだガルディオス家があり、さらにガルディオスの縁で知り合った幼い友人であるスザクが住んでいました。しかし戦争でホドは消失し、アッシュフォードと枢木家はどうにか難を逃れられたもののユージェニーもガルディオス家の家人達も亡くなってしまいました。
キムラスカ・マルクト双方に凄まじい被害を出したホド崩落は、そこで終わると思いきや導師エベノスの介入があるまで続けられました。
ルル的には不可解ですが子供の疑問など大人が相手にしてくれる訳もなく、無邪気に問い続けられる程空気を読む事に疎くもなかったルルは、辛うじて生き残ったスザクや、ミレイたちと鳩のやり取りをしつつ悶々とした時を過ごします。
しかしそれが続いたのも9歳まで。伯母の命日が近いとの事で城に呼び出され、謁見を終えて帰ろうとした一家を凶弾が襲ったのです。その際妹ナナリーを庇い母は死亡、ナナリーは辛うじて存命するも、怪我が元で脚が、そして母の死を目の当たりにした精神的ショックで目が不自由になってしまいました。
悲嘆にくれるルルーシュに、預言士は告げました。「悲しむ必要はありません。これは預言に読まれていた事で、この悲劇を経て人は繁栄へと向かうのだから――」と。
当然ルルーシュは激怒します。預言の為に殺された母。預言のせいで美しいものを見る事も、外を駆ける事も出来なくなった妹。
インゴベルトに訴えても「それが預言に読まれていたのなら仕方ない」と馬鹿げた返答しか返らず、怒りを抑えながら探りを入れてみれば、一家を襲った者達も実は預言遵守の為の行動として殆ど罪らしき罪も問われていなかったのです。更に調べていけば、友人や家族にも等しい人たちが故郷を無くしたホド戦争ですら預言に詠まれていたという事実に行き当たってしまいました。
こんな馬鹿な事が罷り通っていいものか、もしこの先更なる悲劇が詠まれたとしても、それすら容認されるというのか。
悲憤の中、ルルーシュは妹を連れてマルクトへ亡命する事を決意します。ただしマルクトの当時の皇帝はキムラスカと同じく預言遵守派なので、取り敢えず自分達も死んだ事にして暫くマルクトの辺境にでも逃げ込んで、次期皇帝の態度を見てからそっちに付くか否かを決めようと考えました。
グランコクマで暮らすスザクたちにもその旨を鳩で伝えると、スザクはアッシュフォードを通じてスーパーメイド沙世子さんを派遣。何処か探してるならケテルブルクにしない? 俺もいくよ! アッシュフォードも協力してくれるしさとあっさり。お気楽な言葉ではありますが、それでも信頼の置けるスザクの言と沙世子さんの素晴らしさに後押しされ、早速作戦実行。綺麗に存在を抹消すると、いそいそとマルクトへGOです。
ただ、虎視眈々とルルーシュの才能を狙っていたインゴ陛下が突然の死に疑問を持った為か追手もかかりました。が、どうにか誤魔化してマルクトin。何とか無事にケテルブルクへ辿りつき、スザク、ミレイ(とルーベン)と数年ぶりの再会。スザク達は母マリアンヌが殺された経緯に憤り、ナナリーの痛々しい姿に悔し涙を流すも、二人の無事を喜んでくれます。
細かいあれこれはルーベンに託し、一向はアッシュフォードが用意してくれた家へ。ミレイと沙世子さんがあれこれ整えてくれる中、今日からは三人で暮らそうね、スパもあるからナナリーも楽しみながらゆっくり傷を癒せばいいよ、楽しい事で毎日埋めていけば目も見えるようになるよ!と明るく励ますスザクに二人もほんわり。
それからの数年は正に黄金時代――になるはずだったのです、が。
ケテルブルクにはなんと、思わぬ野獣が住んでいました。

ピオニー・ウパラ・マルクトという名の野獣が!!

突然現れた見目麗しい兄妹と元気のいいその友人に、この野獣が反応しない訳もなく、一悶着も二悶着も起こしながら四人は親しくなっていきます。軟禁状態なのは変わっていないので、飽くまでフランツとして接するピオニー。三人相手に私塾の真似事なんかしてみたり、スザクに剣の手ほどきをしてみたり。ネフリーとナナリーを会わせて両手に花になってみたり(そしてルルーシュに豪快にぼこられたり)。
穏やかだけど何か違う方向でトラブルだらけな日々は数年続き、やがて13歳になったスザクはグランコクマで士官学校へ入る事となり、ルルーシュもアッシュフォードに薦められてナナリーと共にグランコクマで士官学校へ通う事に。
フランツとの別れに涙ぐむ三人に、ピオニーはちょっと後ろめたい気分になりつつも笑って送り出します。「お前達がこの国を護ろうと戦うなら、また会うこともあるさ」と告げて。

それから少し時間が過ぎて、マルクトに新皇帝が即位。
士官学校を卒業したスザクは皇帝付き近衛兵として、ルルーシュは政務官見習いとして王宮に召し上げられます。はっきり言って破格の待遇に戦き、思わず裏を探るルルーシュ。しかし、通達に来た文官は仕方ないと言いたげな笑顔で着任式に全てわかりますよとだけ告げて去ります。
虎穴に入らずんば的精神で王宮に向かった二人を迎えたのは、なんとケテルブルクで別れたはずのフランツでした。


…………と、後はあれこれ騒ぎながら本編まで過ごす事になる訳で。
ホド戦争とかピオニー軟禁時代とか鑑みるとどうしてもルルーシュ達の年齢をあげざるを得なかったww
ルルーシュ、スザクはガイと同い年±1です。ルルーシュはジェイドと嫌味の応酬を繰り返しつつ上手にピオニーの手綱を引き、スザクはその身体能力を如何なく発揮して逃亡するピオニーを捕まえるんでしょうねー。
本編以降はちょろっとだけ考えたのですが、多分和平に向かうのはルルーシュ。直接的な護衛としてスザクが付いてきます。使者ご一行の警護にジェイド率いる第三師団ですが、親書が間に合わなくて合流はセントビナーなんだろうなと。その間に本編軸の事が起こってセントビナーじゃルルーシュによる一大論破祭が発生するよきっと。
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